soho03

SHARING CREATIVE LAB. 2003

2003年 3DCGグランプリ受賞
私たちは、ワークプレイス(仕事場)の存在をもっと供給者側のロジックではなく、実際に利用するユーザーサイドに立った見地から把握してみようと考えました。
ここ数年、情報通信技術の発達により、ワーカーの仕事に対するスタイルは多様化し急速に変化しています。そんな中、それらを支えるワークプレイスのオルタナティブ化はまったく皆無の状態です。ワーカーの求める働く場所の選択肢は拡大し、組織の求めるワークプレイスのフレキシビリティの度合いは増す一方、今だニーズにきめ細かに対応できている例は少ないのです。情報通信技術はもはやビジネスツールとしての役割だけではなく、日々の日常生活のさまざまなフェーズで活用され、生活者の活動選択肢を拡大しているのです。技術面や制度面あるいは空間面でも、生活と仕事をフレキシブルに混在させることのできる環境が整いはじめると、生活者が働く場所は益々分散しながら都市の中に浸透していくことになるでしょう。そこには新たなワークプレイス環境が必要になり、今までとは違った形態、システムで構築されたコミュニティが生まれることになるでしょう。
そこで私たちは、都市の中に仕事を通じて結び付いた人たちのコミュニティづくりのための受け皿をつくろうと考えました。

  • コラボレーターの希望や総意により近いワークプレイスや環境づくりに貢献する。
  • 広告や建築コストを圧縮し、余計なコストを掛けずにワークプレイスを創造する。
  • 入居時にはコラボレーター同士にコミュニティが生まれ、情報の交換や仕事のリンクなどに役立てる。

業務内容

1)個人事業者あるいは小規模事業者に対し、ワークプレイス環境を支援・指導

2)ビルの空き部屋をコンバージョン利用(主にワークプレイスや商業)する企画計画をコーディネート

3)関連する情報の収集や発信、資料の編集や発行

4)普及のための交流会やイベント、フォーラム等の開催

5)住まいとワークプレイスの融合を支援。企画設計業務、コーディネート業務の受託

6)アントレプレナーに対する空間利用の企画提案とインキュベーション創造

7)リニューアルに伴う、建築部材・家具・装置などの企画デザインおよび空間デザイン

soho02soho09soho10soho08soho06soho03soho render0013soho render0007soho render0006